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2173話

また、彼と呉明貴は折り合いが悪かった。村の遊び人として、怠け者の彼は呉明貴から叱責と白眼視を受けることが少なくなかった。一方、劉富貴は村長の腰巾着だった。今やその犬が死んだのだから、劉二が喜ぶのは当然だった。

劉二が用を足し終えると、外から誰かがそっとドアを叩く音が聞こえた。

「誰だ?」

返事はなかったが、ノックの音は止まなかった。

「くそっ、唖になったのか」劉二は出てきてドアを開けた。そこには破れた帽子を被った男が立っていた。顔は黒くやせ細り、最も恐ろしいことに、顔の大部分の皮膚が外側に捲れ上がり、赤みを帯びた肉が露出していた。見るも醜く、体には破れた綿入れを着て、全身が汚れており、まるで...