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2070話

数分経って、如雨の刺激に応え、男の命根がまた元気を取り戻した。

「わぁ、旦那さま、また元気になったわ!」如雨は嬉しそうに声を上げた。彼女の呼び方も変わっていた。李大柱の女になったと思い込んでいたからだ。中に出してくれなかったことには不満だったが、ゴムをつけていても行為は行為。もう夫婦の契りを結んだも同然だと考えていた。

「じゃあ、上に乗ってみろよ」李大柱はからかうように言った。

「いやぁ、疲れちゃったわ」

「俺がするとなると、耐えられなくても文句言うなよ」李大柱は予防線を張った。

如雨は「ぷっ」と笑い声を漏らした。「村にいた頃、こんな言葉を聞いたわ。『痩せた牛はいても、耕し過ぎて駄目になった田...