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1886話

「違うの、彼女は譚軍のことなんて全く気にしてないわ。如香が町に行ってからずっと私と一緒にいるの」

「それはいいじゃないか。お前が彼女を励ましてやれば」

「聞きたいんだけど、あなたは彼女の面倒を見てくれる?」

「俺が彼女の面倒を?寺の人たちは皆家族のようなもんだから、みんな面倒見るさ。でも最近は寺にあまりいないんだが」

「そういう面倒じゃなくて、私や如香のような面倒よ」

李大柱は一瞬呆然とし、如水の肩を揺さぶった。「お前、自分が何を言ってるのか分かってるのか?」

「分かってるわ」

「じゃあなんでそんな馬鹿なことを言う?お前と如香は俺の側室みたいなもんだが、如烟はそうじゃない」

「...