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186話

私もかなりお酒を飲んで、少し頭がぼうっとしてきていた。そのせいか、勇気も出てきた。

「梅子、頭がクラクラするよ。早く部屋まで連れて行ってくれ」

梅子はすぐに私を支えてくれた。私はすかさず彼女の胸に手を伸ばした。

「大柱、あんた——」

梅子は私を押しのけようとしたが、結局そうしなかった。

「へへ、梅子、お前は俺の嫁だろ?昨夜だって胸触ったじゃないか、何を恥ずかしがってるんだ?」

「大柱、そんな風にしないで。約束したでしょ!」梅子は顔を赤らめた。

「へへ、梅子、俺が約束したのは無理強いしないってことだろ?あの件についてだよ。ちょっと触るくらい、問題ないだろ?」

「大柱、ほら見て。陳二狗のあんなでた...