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181話

「どうでもいいさ、この体が手に入った方が得だからね、ハハハ!

この体を捕虜にしてしまえば、心も遠くないだろうな?」

私はゆっくりと外に出た。

朝食を済ませた後、私は中庭で梅子にツボの場所を教えていた。

この機会に、彼女の整った顔をまた存分に触らせてもらった。

そのとき、母が外から野菜の入った籠を持って帰ってきた。

私たち二人を見て、母は笑みを浮かべた。

「梅子や、大柱はな、他の取り柄はないけど、このマッサージだけは一流なんだよ。しっかり学んで、将来はお義母さんのお店で一緒に稼ぐんだよ!」

「わかりました、お母さん!」

梅子は甘えた声で答えた。

彼女はきっと、私を手に入れたら逃げ出そうと考えてい...