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1797話

そこで彼は車を路肩に停めた。真性は恥ずかしさで顔を真っ赤にし、誰かに見られるのではないかと心配していた。

実際、彼女の心配は余計なものだった。外からは正面以外からは車内の様子など見えるはずもなかった。

「大柱兄さん?」電話の向こうから聞こえてきたのは真智の声ではなく、如灵の声だった。

「如灵か、どうしたんだ?」李大柱は驚きと喜びが入り混じった。

「お兄ちゃん、私たち戻ってきたの。すごく会いたかったわ!」

「俺も会いたかったよ」半月近くこの魅力的な女性に会っていなかったので、李大柱も本当に彼女に会いたかった。

「いつ帰ってくるの?」

「まだわからない。真静が入院してることは知ってるか...