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1756話

「はっはっは、そうだ、閻魔様がお前を連れて行こうとしたら、俺が閻魔様をぶっ倒してやるからな!」李大柱はようやく胸をなで下ろした。

「実は、お前を巻き込んでしまって悪かった。肥牛から経緯は聞いたよ」

「俺たち兄弟なんだから、そんな遠慮はいらないさ。俺が心配なのは張丹のことだ。やっぱり今でも俺の嫁さんなんだからな。あいつがこんなことになったのは、俺にも責任があるんだ」

「安心しろ。治国に張丹を探してもらってる。この仇はちゃんと返すから、お前はゆっくり養生して、余計なことは考えるな」

「急いで手を出すなよ。俺が良くなったら、龍学風のクソ野郎は必ず俺の手で始末してやる!」

「わかった、あいつはお前に取...