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1640話

「きっとこれが初めてじゃないよ。あいつがあの寺に長くいたってことは、尼さんと既にいい仲になってたってことだろ。ただバレなかっただけで、今回やっと尻尾を出しちまったんだ」

大栓が言った。「あんな美人の尼さんなら誰だって手を出したくなるだろ。俺なんか羨ましいぜ。もし如夢とひと晩過ごせるなら、死んでもいいってくらいだ」

「お前は本当に見る目がないな。美人なんてどこにでもいるだろ。そういえば、明日天水市に仕入れに行くんだ。お前も来るか?あの大都会は綺麗な娘がたくさんいるぞ、連れて行ってやるよ」

「行く、行くとも!」

趙強はためらいながら言った。「兄貴、次はいつ仕事するんだ?」彼の心には柳萍への...