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16話

彼女は声をあげて跳び上がり、首を左右に振ってから笑いながら言った。「はっ、大柱、なかなかやるじゃない!」

「大柱、すごいじゃない!」横に立っていた春霞も私を褒めた。

「大柱、ほら、ヒマワリの種の殻を剥いて」萌萌は私を脇に座らせ、一握りのヒマワリの種を私の手に載せた。

私は数粒剥いて、ちょうど立ち去ろうとしたとき、萌萌が春霞に言うのが聞こえた。「春霞、下着を何着か買ったんだけど、見てみる?」

春霞は口を尖らせた。「下着に何の見どころがあるのよ」

萌萌はちょっと笑って、「きっと見たことないわよ」と言った。

「じゃあ、見せてよ!」

そこで、萌萌はタンスの前に行き、引き出しを開けて、中か...