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1577話

「香蘭は私の大切な友達だから、あなたたちがこんな状態になるのは見たくないわ。彼女が私と同じ考え方ができればいいのに。私なら彼女と一緒に一人の夫に仕えてもいいのよ。今時、力のある男性はみんな何人もの女性を持っているでしょう」

「彼女はあなたとは違う人間だ」

「もういいわ、考えるのはやめましょう。寝ましょう」

二香は心の中の迷いを払拭すると、欲望が湧き上がり、二人はベッドに倒れ込んで愛し合い始めた。ちょうど服を脱ぎ終えたその時、裏口からノックの音が聞こえてきた。

李大柱と二香が服を脱いでこれから行為に及ぼうとしていた時、裏口でドアをノックする音がした。寝室は裏口から廊下一つ隔てただけの距離で、...