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1328話

「ひ、ひぃ」と小男は言葉にならない声を漏らした。

李大柱が前に出て尋ねた。「こういう写真はどこで現像したんだ?普通の写真屋じゃこんな生々しいものは引き受けないだろう」

「そ、それは僕の友達が経営している個人写真館で」

「その友達は自分用に一枚残しておかなかったのか?」

「い、いいえ、こんなこと第三者に知られるわけにはいきません。友達がいない時に自分で現像したんです」

「なかなかやるじゃないか。最初から恐喝を計画してたんだな?」

「あ、あの女性たちがお金持ちだとわかった時、考え始めたんです」

「残りの五十万はどこだ?」

「ぼ、僕がギャンブルで負けてしまって」

「負けた?昨日恐喝...