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1327話

「お前、金持ちだな。女に揉みほぐしてやるってのは儲かるんだな。触り放題で金まで稼げるとはな。後でまとめて持ってくぞ」李大柱は鼻を鳴らした。

周道辉は自分の金を持っていかれそうになり、殺されるよりも辛いと感じた。どこからか湧いてきた勇気で、突然麻杆に向かって突進した。「金を返せ!」と叫んだ。

部屋の連中にとって、両手を後ろに縛られた軟弱そうな男一人を相手にするのは造作もないことだった。周道辉が二歩ほど駆け出したところで、肥牛と大勇に両腕を掴まれ、一歩も前に進めなくなった。

「てめぇ、命より金が大事かよ」大虎が歩み寄り、力を込めて、その細い男のみぞおちに一発殴りつけた。

大虎は李大柱よりも...