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1283話

「ああ、彼は今や県内最大の暴力団『青竜会』のナンバー2だよ」

李大柱は驚いた。「どうしてそんなことを知ってるんだ?」

「あら、私たちホステスは何でも知ってるわよ。こういう暴力団の連中が女から離れられるわけないでしょ?この前、彼が地方から戻ってきた後、一団を引き連れて『星輝』エンターテイメントに遊びに来たのよ。私もその場にいたから、あの一団が全員青竜会のメンバーだって分かったわ。みんな龍少のことを『二哥』って呼んでた。前から彼が裏社会の人間と付き合いがあるのは知ってたけど、みんな彼のことを龍少って呼んでたのに、今は呼び方が変わってて、それで変だなって思ったの。その夜、彼はある子を連れて部屋に行っ...