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1256話

「今進行中だ。もう少しで営業開始できるよ」

「それはいいじゃないか。今回はいくら投資したんだ?」

「私にそんな金あるわけないでしょう。ただ三人の戦友が昔の縁を思って手を貸してくれただけさ。アイデアは私が出して、この土地のことも彼らより詳しいから、私の提案を聞き入れてくれたんだ」

「小于、お前は抜け目ないな。タダで旨い汁を吸いおって」

「おじさまに比べれば、まだまだ遠く及びませんよ」叔父と甥は笑い合った。

「そういえば、従妹の怪我の具合はどうだ?」

「しばらく静養が必要だ。数日中に彼女を迎えに行くつもりだ。やはり家で看病した方が便利だからな」

叔父と甥はもうしばらく話し込んだ後、李大柱は辞去した...