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1247話

「いいわよ、でも、せっかく来たんだし、このまま立ったままちょっと愛し合いましょうか」男は逆に欲望を掻き立てられ、女の腰に腕を回すと、彼女の唇に口づけた。彼は一歩引いて二歩進む戦略で、少しずつ距離を縮めていった。

女はそのキスで心が揺らぎ、二人の唇がぴったりと重なった。

男の手がさりげなく女の尻に触れた。スラックスの生地は非常に滑らかで、下着の縫い目を感じない。くそっ、きっとTバックを履いているな。そう思った瞬間、男の下半身の反応は一気に大きくなった。

「あぁ、触らないで、我慢できなくなっちゃう」キスの合間に女は囁くように言った。彼女の頬はすでに欲情で赤く染まっていた。

「我慢できないな...