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1204話

尼たちは張婷と李大柱の仲の良さを知っていたので、彼女は寄付をして線香をあげた後、直接後ろの方へ李大柱を探しに行った。

李大柱は黄秀云に怒りをぶつけた後、前の院には姿を見せず、昼食を済ませるとだらしなく横になって居眠りをしていた。

張婷がドアを押し開けて入ってきて、笑顔で言った。「イケメン、美女が来たのに、出迎えてくれないの?」

李大柱は目を開けると、目の前に立つ張婷という美女を見て、すぐにベッドから飛び起きた。口の端に付いた涎を拭きながら、恥ずかしそうに笑った。

「どんな良い夢を見てたの?よだれまで垂らして。どうやら私、タイミング悪く来ちゃったみたいね。素敵な夢を邪魔しちゃって」張婷は...