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1199話

坊主は呆然と立ち尽くし、言葉が出なかった。

言い終えると、女将が先に立って道を示し、一行は後に続いて外へと向かった。

彼らの姿が見えなくなると、坊主の顔はすでに怒りで豚の肝のような色に変わっていた。恨めしそうに「くそったれ、呂治国、よくもやってくれたな。覚えておけよ！」と罵った。

一行は上機嫌で美容院を出ると、李大柱は呂治国の肩を叩いた。「兄弟、今回は助かったよ。さすがだな、あのスキンヘッドを孫みたいに言いくるめるなんて」

呂治国は笑いながら言った。「恥ずかしい限りだよ。警察官のくせに、あんな連中とグダグダやるなんて。俺はああいう女を売春させる奴らが一番嫌いでね。昔の俺の性格なら、とっくに銃を...