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1121話

「よし、その時は連絡してくれ。慈雲寺の裏門で待っているから。ところで、その時俺と二狗子はいくらもらえるんだ？」李大柱は欲深そうな様子を装った。

「もし見つかれば、当然発見者の取り分だ。平等に分けよう」龍哥は平然と言った。

「龍哥、ありがとう。用事があるから先に行くわ。明日会おう」

李大柱が去ると、龍哥は陳二狗に言った。「お前の友達が何か悪巧みをするようなら、情けは無用だからな」

二狗子は言った。「龍哥、安心してください。俺たち兄弟は金目当てだけですよ。何か邪魔するわけないでしょう？あいつの様子見てください。包帯まで巻いてるんですよ。何ができるっていうんです？」

「この世界を渡り歩くな...