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105話

「じゃあ、試してみる機会をあげようか?」麗々が振り返って私を一瞥した。

「はは、もし本当に効果があったらどうするんだ?彼氏はここにいないぞ!」と私は笑った。

「大丈夫よ、あなたは男でしょ?」彼女はさらに嬉しそうに笑った。

くそっ、これって誘ってるのか?

「麗々、俺はまじめに按摩するつもりだから、変な考えは持たないでくれ」と私は心にもないことを言った。

「何を恐れてるの?彼女がいるの?結婚してるの?」

「いや、彼女なんているわけないだろ。俺は独り身だよ」

「じゃあ何を恐れてるの?叔母さんのこと?」

「別に彼女を恐れてるわけじゃないけど、あんたには彼氏がいるんだから、こういうのはよ...