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1049話

「それじゃあやめておくよ、後で私の部屋で遊ぼう」

「いいわ」

二人はお寺に入ると、萌萌は賽銭箱のところで寄付をし、それから本堂へ行ってお香を焚いた。

李大柱は先に部屋へ戻り、しばらくすると萌萌が入ってきた。

「ダーリン、本当に会いたかったわ」萌萌はすぐに男性に抱きついた。

「ふふ、僕もだよ。この数日はどうだった?」腕の中に柔らかい王様を感じ、男性は遠慮なく彼女に何度かキスをした。

「相変わらずよ。毎日あの女たちとマージャンばかり、本当に退屈だわ」女性はだらけた様子で言った。

「それで、お父さんの炭鉱はどう?まだ問題あるの?」

「気にかけてくれるなんて。覚えていてくれたのね。炭鉱は十日間操業停止...