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865話

しかし、彼はわざわざ李春来をこの小グループの副組長に指名し、県政府との連絡役を任せた。これで、李春来の立場はかなり特別なものになった。

会議が終わった後、張明は江大海に言った。「開発指導グループが設立された以上、すぐに業務に取り掛からなければならない。あなたの仕事が忙しすぎるようなら、具体的なことは李副鎮長にもっと任せてもいい。若い同志に思い切って仕事をさせるべきだ。そうしてこそ、彼らは急速に成長できる。もちろん、あなたも指導力を手放してはいけないが」

江大海は考えた。この李春来がどんな手段で張明の信頼を勝ち得たのか分からないが、とりあえず承諾しておこう。私が彼に仕事を任せるかどうかは、私...