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832話

「そのような仁の心がなければ、君主は暴君となり、役人は酷吏となるでしょう。私は先生との差が大きいと感じます！」

張明は笑いながら言った。「謙遜しなくていいよ！そのような言葉を口にできるということは、君もまた仁慈の心を持った人間だということだ」

午後、葫芦鎮の県レベルの人民代表がみな集まってきた。張明は代表たちの構成を見回した。鎮の幹部、村の幹部、地元の名士たちがほとんどで、一般職員は数人しかおらず、本当の農民は一人もいなかった。どの地域でもそうだが、人民代表はほぼ地元のエリートばかりだ。それなりの理由はある。人々は常に優秀な人物を代表として選びたがるからだ。しかし、農業が主体の鎮に一人も本...