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71話

「弟は仕事の手際はいいが、官界のことをまだ見通せていない！私の推測では、楊書記はお前に対しても両手作戦を取っているんだ」

「両手作戦？」

「もちろんだ！彼が実権を持つ専員になれれば、お前を連れて行く可能性が高い。官界には不文律があってな、出世した役人は使いやすい部下を一人か二人連れていくものだ！だが名ばかりの閑職に回されるなら、お前を中江に残すだろうな！前もって共産主義青年団委員会に配置したのは、お前の階級を上げて、経歴を充実させるためだ！彼が去る時にお前を正式ポストに据えるのも一言で済むことだからな」

「私が心配しているのは、上からの彼への配置が今言った二つより悪ければ、私は団委副書記...