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61話

秘書になるにはいろいろな道がある。

保母のような秘書は、秘書業の最低レベルだ。技術的価値も文化的価値もなく、下品と言える。

奴隷のように振る舞うのは人格と尊厳を欠いた表れであり、最低の部類だ。

姦臣のように立ち回るのは邪道であり、人として恥ずべきもので、主に対して不忠、国に対して害をなすもので、品格など論外だ。

道化を演じれば上司の気を引けるかもしれないが、自分の格を下げることになる。国を誤り、民を誤り、自分自身をも誤る、これは二流品だ。

最良の秘書とは、良き補佐役であり、参謀であり、上司の知恵袋となり、上司のイメージを守る達人でもある。これができれば、最上級と言えるだろう。

楊書記のイメ...