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340話

二人は長年の親友だった。

互いに常に助け合ってきた。

張明がこのような対応をしたのも、楊書記から電話を受け、張楊を大目に見てほしいと頼まれたからだった。

楊書記は張明にこう言った。「張明同志、問題は少ないほうがいいですよ。問題処理は全局から考えるべきです。羊角鎮の現状は非常に喜ばしく、既に外部からの評判も良い。これは羊角鎮の発展に非常に有利です。今は更なる発展を目指し、勢いに乗るべきで、自ら評判を落とすべきではありません。ですから張楊の件については、大事を小さく収めるという原則で、できるだけ悪影響を最小限に抑えることを提案します」

張明は言った。「しかし、張楊の汚職行為を証明する十分な証拠が...