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1125話

楚楚の夫である李成天が政研室の主任に就任した。これは張明が楚楚に約束していたことだった。人の妻と関係を持った見返りに、一官半職を与えるというのは、ある意味当然のことかもしれない。だが張明はそのことを思い出すたびに不快感を覚えた。楚楚との一夜は最も後悔している過ちだった。なぜなら、結果的にそれは権力と色の取引になってしまったからだ。

彼は楚楚に対して恨みを抱いていた。そのため、李天成の件が決まった後、楚楚から会おうと誘われても——「張明、天成のことありがとう！あなたに会いたいの、会ってくれない？」

張明は冷たく答えた。「必要ない！これからはちゃんと夫に尽くして子育てでもしていなさい！」

楚...