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104話

それとも、これは単なる現状維持の道であって、出世の道ではないということだ。自分はごま粒よりも小さな役人に過ぎないのに、何を守る必要があるのか？いつも機会を待ち続け、組織が三年五年、あるいは十年かけてようやく一、二級上げてくれるのを待っていたら、この人生でどれほどの成功を収められるだろうか？

だが、彼が劉歓に言ったのは次のようなことだった。「劉書記、忠告ありがとう！私はまだ若造で虎を恐れない牛なんだ！当時は君のようにこんなに周到に考えられなかった。どうやら政治的にはまだ未熟だったようだ！でも、もう事ここに至っては後悔しても仕方ない。一度川を渡る歩兵になった以上、必死に前進するしかないんだ！ぜひ...