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770話

その直後、ぴったりと身体にフィットした黒い革の衣装を着た長髪の女が、手に鞭を持って現れた。一人の女がゆっくりと這っているのを見ると、「パシッ」という音と共に鞭が容赦なくその肉付きのいい尻に打ち下ろされた。

女は悲鳴を上げ、その丸い尻には赤い鞭痕が浮かび上がった。会場の観客たちは一斉に沸き立った。

姜陽は呆然としていた。さっきから皆が興奮していた理由がようやく分かった。いわゆる「パフォーマンス」とはこういうものだったのだ。

この二人の女性は一体何者なのだろう?多くの人が見ている前で進んで調教されることを受け入れ、それどころか楽しんでいるようにさえ見える。

姜陽の心臓はドキドキと激しく鼓動...