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709話

姜阳は吐き気を催し、目から涙が溢れ出ていたが、何の助けにもならなかった。

格子状の仕切りに隠れていた三人の子供たちは、この光景を見て怯えきっており、出てくる勇気もなく、隙間から覗くしかなかった。

ハゲ頭の中年男が用を足し終えるまで、三人は息を潜めていた。

姜阳はすぐに頭を下げ、昨日胃の中で消化していた食べ物と混ざったものをすべて吐き出した。

涙は糸の切れた珠のように、止めどなく流れ出した。

四人の男たちは女性への思いやりなど微塵もなく、楽しそうに笑っていた。

ハゲ頭の中年男は嘲るように言った。「どうやらお前は性奴隷としてまだまだ未熟だな。糞さえ食えないとはな」

姜阳は泣きじゃくり...