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707話

「こんな格好で縛られて、いろんな道具まで付けられて……お金持ちの性奴隷なのかな?」

「なんて淫らなんだ!」

あまりの光景に唖然とした四人は、しばらく反応できず、互いに小声で話しながら近づいていった。

「マジかよ、体に字まで書いてある!」

「孫貴山、ここに来たり!」

「ようこそ」

「クソビッチ!」

「ヤリマン!」

四人が姜陽の体に書かれた文字を読み上げると、みな猥褻な笑みを浮かべた。

その中の背の高い眼鏡をかけた青年が尋ねた。「お嬢さん、これは一体何をしているんですか?」

姜陽は口枷が外され、話せるようになっていたが、目の前は真っ暗で、依然としてアイマスクで覆われていた。

さっき四人の足音と話し...