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681話

張強のいない状況で、彼女の心は異常なほど緊張し、同時に極度の興奮を覚えていた。

姜陽はまさか自分がこんな行為に及ぶ日が来るとは思ってもみなかった。注射された後に栓をされた銀迷の体は一糸まとわぬまま、安全な階段で見知らぬ男を物色するなんて、考えただけでも常識では理解できないことだった。

六階まで上がったとき、階下から足音が聞こえてきて、彼女の興奮はさらに高まった。

獲物が来たのだ。

上がってきたのは眼鏡をかけた青年で、階段に裸で座って待っている姜陽を見たとき、驚きのあまり目を丸くして言葉を失っていた。

姜陽はすでに仮面をつけていたので、相手は彼女の素顔を見ることができなかった。

姜陽は...