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511話

昼間、会社の非常階段で起きたことと比べれば、今回の状況はまだ可愛いものだった。

そのため姜陽は恥ずかしさを感じながらも、躊躇いつつも結局は承諾した。

二分後、階段には澄んだ鈴の音が響き渡った。その音が通り過ぎるところには、ポニーテールを付け、全身を縛られ、一糸纏わぬ女性の姿があった。その光景は極めて淫らとしか言いようがなかった。

曹磊は嬉しそうに笑いながら後ろについていた。彼はわざわざ鞭を手に持ち、姜陽の歩みが遅くなるたびに、その尻に一発鞭を入れた。

姜陽は自分が本当に雌馬として扱われていると感じた。この極度の恥辱感は彼女を怯えさせると同時に、心の中では異様な興奮を覚えさせた。

たっ...