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472話

思いがけずトイレの外でまた声をかけられた。

声をかけてきた人は、なんと張強だった。

張強はにこにこと笑いながら言った。「ずっとここで待ってたんだ。お前が俺の命令を破るかどうか見てたんだけど、まあ、大人しく従ってるみたいだな。男子トイレに来い」

「え!」姜陽は驚愕した。「張強、中に人がいたらどうするの?それに私...もう限界なの、お願いだから先に済ませさせて!」

「そうだよ、俺はお前に済ませてほしいんだ。ただし男子トイレでな」張強はにやにや笑いながら言った。「心配すんな、さっき確認したけど、男子トイレには誰もいないから」

姜陽は抵抗できなかった。もう話している余裕もなく、周り...