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453話

服を着た劉海はビデオの中の携帯を取り下げ、ニヤリと笑うと、すぐに立ち去った。姜陽が再び懇願する機会も与えなかった。

ドアが閉まると同時に、姜陽は極度の絶望感に襲われた。

彼女はベッドから起き上がった。体の膨満感が非常に強く、泣きそうなほど焦っていた。必死に排出しようと力んだが、一方で劉海が残していった潤滑油を指に塗り、何とか取り出そうと試みた。

手を後ろに回して臀部に触れると、指はすんなりと滑り込み、卓球ボールに触れることができた。しかし、指一本では到底取り出せなかった。

二本の指で試してみたが、それでもダメだった。むしろ少しくすぐったさを感じ、トイレに行きたいという衝動が波のように押...