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428話

しかも彼女が口でしてあげた時、張強はまだ二十分以上も持ちこたえたのに。もし張強と一緒に愛し合ったら、きっと本当に天にも昇るような快感を味わうことになるんだろう。

そんな恥ずかしい考えが浮かんだ瞬間、姜陽は我に返った。どうして自分はいつも張強とあんなことをしたいと考えてしまうのか。自分は本当に淫らな女なのか。あんなに醜くて太った人間を、一番嫌いで気持ち悪いと思っていたはずなのに。

「ごめん、愛してる」姜陽の顔に失望の色が浮かび、ぼんやりと虚空を見つめているのを見て、江耀は思わず謝った。

「バカね、何を謝ってるの。大したことじゃないわ。ちょっと体を洗ってくるから、もう遅いし早く寝ましょう」

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