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420話

それでも、その振動の衝撃はどんどん強くなり、姜陽は身体を制御できずにもじもじとし始めた。開いた両脚の間からは、すでにシートに水が滴り落ちていた。

「お嬢さん、大丈夫ですか?」運転手が振り返って尋ねたが、その視線は明らかに怪しく、彼女の両脚の間を見つめていた。

「だ……大丈夫です」姜陽は赤く染まった唇を噛みながら苦しそうに答え、助けを求めるような目で張強を見た。

張強も度を越した遊びはまずいと悟り、すぐにリモコンのスイッチを切った。

姜陽はようやく息をつくことができ、急いで座り直してスカートを整え、シートについた水もこっそりティッシュで拭き取った。

それでも道中、運転手がバックミラー越...