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42話

「それとね、張兄さんの方も問題じゃないのよ。男って結局は面子を気にするだけでしょ?彼にも甘い思いをさせれば、文句言わなくなるんじゃない?」

姜陽は疑問げに尋ねた。「どうやって甘い思いをさせるの?」

楊芸芸は自分の豊満な胸を両手で持ち上げて揺らしながら言った。「妹、これが甘い思いの種にならないかしら?普段から張兄さんが私をじろじろ見てるの、全然気づいてなかった?」

張培華が楊芸芸に気があることは、姜陽はとっくに見抜いていた。ただ彼女も楊芸芸と同様、これまで表立って指摘したことはなかっただけだ。

色気のない男などいない。楊芸芸のあんなに豪快な胸に張培華が魂を奪われるのも、別に不思議なことで...