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378話

「江耀さんは、あの夫婦のことを考えていた。きっと彼らも互いに、さっきの刺激的な出来事について尋ね合っているだろう。美玉は、江耀がどれほど興奮して彼女を抱いたかを、臨場感たっぷりに夫に話して聞かせているかもしれない。

元々、姜陽はまだ普通に振る舞えていたのに、江耀と二人きりになった途端、強烈に恥じらいを見せ始めた。心虚と不安が入り混じった表情で江耀を盗み見ながら、両手を絡ませ、少し俯いている。江耀の前では、姜陽はまるで叱られた小学生のようだった。

目の前にいるのは、たった今マイクに弄ばれ、愛撫されたばかりの美しい姜陽。待ちきれなくなった江耀は、すぐに彼女の腰を抱き寄せ、マイクと同じように、強...