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377話

江耀は姜阳が寝室で発している「おぉっ、おぉっ」という叫び声を聞いていた。その声はほとんど変わってしまっていた。江耀と最も刺激的な時でさえ、姜阳が興奮で声が変わることはそう多くなかった。今、江耀のあの性感溢れる姜阳が、隣の寝室で逞しい何かによって激しく弄ばれ、こんな誘惑的な叫び声を上げているのだ。

江耀は今、美玉の言ったことが少し理解できるような気がした。どんなに慎み深く保守的な女性でも、どんなに冷淡で高慢な女性でも、骨の髄まで欲求があり、欲望を持っているものなのだ。

欲望が解放され始めるとき、女性の本能から発せられるあらゆる行動は、強い誘惑力を帯びている。

慎み深い姜阳が今見せている姿は...