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372話

先ほどの激しい嵐のような情事で美玉は一時的に満足感を得ていたため、今は江耀に止めてほしいと思い、彼女の濡れた臀の割れ目に深く入り込んでいた江耀の手も引き抜いた。

この上なく素晴らしい欲望の充足の後、江耀は今、絶えず姜阳のことを思い出していた。今頃、隣の寝室では姜阳とマイクがどうなっているのか分からない。すべてを知らないという強烈な好奇心と、自分の姜阳が他の男に抱かれているという歪んだ興奮が、江耀を絶えず苦しめていた。欲望が満たされた後、心はまた不安に締め付けられ始めていた。

江耀は静かに横たわり、美玉との会話をやめ、隣の寝室の音を聞こうとしたが、ホテルの部屋の防音性が良すぎて、何の音も聞こ...