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357話

すぐにフロアに到着し、エレベーターを出てメイユとマイクの夫婦について部屋に入った。ドアが閉まった瞬間、江耀は姜陽の緊張感が明らかに高まったのを感じた。

一方、マイクとメイユは、この独立した空間でずっとリラックスした様子になった。二人はときどき小声で会話を交わし、おそらく今夜起こることについて話しているのだろう。

とにかくメイユは時々鼻梁の眼鏡を押し上げ、赤い顔で笑みを浮かべていた。あるいはマイクが何か恥ずかしいことを言ったのか、メイユは甘えるように手を上げてマイクを軽く叩いた。

マイクはただ微笑むだけだった。ジーンズにシャツ、カジュアルな革靴を履いた彼は、立っているとこんなに背が高く、体...