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309話

江耀は本来なら姜陽の豊満な体を抱き寄せて一緒に出ていくつもりだったが、彼女が土壇場で尻込みするとは思わなかった。江耀には分かっていた。彼女の心の中では期待が芽生え始めていたのに、ただ面子を保ちたいだけなのだと。

「まだ八時過ぎだし、さっきお酒も飲んだから、彼女がこんな早く寝るわけないよ」江耀は小声で姜陽の緊張をほぐそうとした。

彼女が心の防壁を下げてくれれば、本当に思う存分の体験ができるはずだ。

江耀は頭の中で四人での乱交を想像し始めていた。

阿琛が目の前で自分の妻を激しく犯し、耳元には興奮の悲鳴が響き、その間に江耀と蘇小婉が思いきり行き来する——そんな光景を想像するだけで、江耀の中の...