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21話

「くっ…!」低く唸るような声を上げながら、陳肖は摩擦の速度を極限まで高めた。その激しさに姜陽の丸みを帯びた尻が啪啪と大きな音を立て始め、その音はどんどん大きくなっていった。

姜陽は魂が抜けそうになった。これほど明らかな音なら、誰かが裏庭に来れば間違いなく聞こえてしまう。

幸い、数秒後に陳肖は身を引き、自ら太く長い棒を急速に動かし、熱い子種を全て豚小屋の中へと吹き出した。

大きな豚の一匹が背中に少なからぬ量を浴びてしまい、熱さに驚いて豚小屋の隅へ逃げ出し、他の豚たちの間にも騒ぎが広がった。

やっと危機を脱したが、安堵と同時に姜陽はどこか物足りなさも感じていた。

爆発寸前の陳肖が最も勇ま...