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194話

今や姜陽はもう耐えられなくなっていた。両手で王凱をしっかりと抱きしめ、その長い指が王凱の背中を這い、一筋また一筋と血の跡を残していった。

王凱もまた姜陽の激しさに欲望を抑えきれなくなっていた。

彼は体を弓なりに反らせ、片手を下に伸ばして、しばらく揉みしだいた後、くちゅという音と共に指を滑り込ませた。中は信じられないほど湿り、温かく、王凱の指をきつく締め付けていた。

王凱は指で愛撫した後、姜陽の小さな桜色の唇から離れた。姜陽は目を細め、口から甘い吐息を漏らし、唇の端には光る雫が残っていた。

王凱は姜陽の唇の端に残った雫を舐め取り、彼女の耳元に囁いた。「シックスナインしようか」

以前ホテルで...