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181話

「こんな状況では、王凱も無闇に手を出す勇気はなかった。

だが王凱が少し心配になって手を引こうとした瞬間、姜陽が小さな手を伸ばし、王凱の手をぎゅっと掴んで、口の中で呟いた。『もっと...わたし、もっとほしい!』

王凱はその言葉を聞いて顔を上げ、姜陽を見つめた。姜陽は細めた瞳で、長いまつげを微かに震わせ、紅い唇が炎のように艶めいていた。

姜陽のこの言葉は王凱にとって安心剤のようなものだった。王凱は大胆さを増し、もう片方の手で姜陽の両脚を広げた。姜陽の下半身が全て露わになった。

結局、姜陽がこう言った以上、王凱は姜陽がすでに意識があり、かなり正気に戻っていると感じた。酔っぱらった人間は大抵、吐...