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172話

もちろん、オフィスでするというのは張さんにとって確かに新鮮だろうけど、その新鮮さが過ぎれば、やっぱり家でする方が快適だと感じるはずよ!

しかも姜陽に奉仕させることもできるし、そんなに急ぐ必要もない。二時間というと長そうに聞こえるけど、実際にしてみれば、あっという間に過ぎてしまうかもしれないわ。

今の張さんはまだ他の女性がいないけど、他の女性と遊べるようになれば、もうこんな考えは持たなくなるかもしれないわね。

姜陽は熱くなった頬を手で軽く叩いた。男に潤されたばかりの顔は、白い肌に赤みが差して見える。張さんがこれほど固執するのを見て、姜陽は仕方なく頷いて言った。「分かったわ。でも秘書を雇うことにつ...