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171話

「でも、これは濡れてる、ほとんど濡れ透けてるわ。どうしよう」

もし清水で濡れただけなら問題ないけど、彼女のストッキングを濡らしたのは、彼女の愛液だけでなく、おそらく張さんのも混ざっている。二人の混じった液体には、匂いがある。

生臭い匂いよ!

張さんは気づいた。さっきは自分の快楽に夢中で、こんな細かいことに注意が向かなかった。それに、張さんにとっては大したことではなかった。

どうせ隣の部屋には、小さいながらも必要なものは揃っている。給湯器もシャワールームもある!

「隣の部屋で洗っておいで。新しいの買ってくるから!」張さんは満足感に浸りながら笑った。満足した後の張さんには、これも大したこ...