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168話

「私も食べてないのよ、あなたがお腹空いてるんじゃないかと心配して来たの!」張さんはそう言いながら手を伸ばし、姜陽の丸みを帯びたお尻を一度つまんだ。

今日の姜陽は、いつもと全く違って見える。仕事中の男性が最もかっこいいと言うが、この言葉は女性に当てはめても少しも違和感がない!

姜陽は今日、きちんとした黒のスーツに黒のヒール、肌色のストッキングが長い脚を包んでいる。張さんは思わず唾を飲み込んだ。この食事より、姜陽の方が香ばしいじゃないか!

昨日は姜陽を味わおうと思っていたのに、急な用事で叶わなかった。今日こそはできるだろう!

「会社は何時から?」張さんは食事を並べながら笑顔で尋ねた。

「二時...