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14話

張培華がまさに楊芸芸の急所に手を伸ばそうとした瞬間、彼女は彼の腕を掴んで「ダメ……このまま続けたら……絶対に……声が聞こえちゃうわ……」と制した。

張培華は構わず先に進もうとしたが、楊芸芸は断固として「本当にダメ……また今度にして……みんないない時に……」と言い張った。

ここまで言われては、どんなに焦りがあっても引き下がるしかない。

人を追い詰め過ぎてはいけないという道理は張培華にも分かっていた。そこで彼は楊芸芸の豊かな胸を何度か舐め回してから、ようやく彼女を解放し「わかったよ、今日のところは見逃してやる」と言った。

一度甘い蜜を味わえば、簡単には諦められないものだ。

張培華は楊芸芸のあの驚く...