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100話

「いえいえ張おじさん、ちょうど通りかかったんです。張おじさんが運動されてるのを見かけたから、ちょっと寄ってみただけで」姜陽は慌てて手を振った。

「もしかして温先生も筋トレがお好きなのかな?もし温先生がトレーニングしたいなら、教えてあげられるよ。私も年は取ってるけど、外のジムのパーソナルトレーナーよりはずっと腕がいいんだ」

姜陽は張老人の誘いを聞いて、断りづらくなった。「トレーニングには興味あるんですけど、今までジムにも行ったことないんです」

「じゃあ明日、一緒にやってみない?今日はもう遅いしね」張老人はチャンスを感じ、にっと笑った。

「はい、大丈夫です。では私はもう部屋に戻って休みます...